全部塗装に関して

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ジムニー 全部剥離 全部塗装

不良塗装の剥離除去~当たり前の全部塗装

不良塗装でボロボロになった状態

当たり前の全部塗装作業でマットブラックに生まれ変わり

全部塗装はお車の大きさやカラーの種類、キズ・へこみの有無で金額は上下しますが、他に金額が大きく変わってくる例があります。

例えば外側だけでなく、ドア内側やドアを開けて見える車体部分、ボンネット裏などで、すべての部品やドアパネル類を外して塗装する場合、数十万円の差が出てきます。

よくお客様から全部塗装の料金のお問い合わせをいただきます。

当店では通常の作業をさせていただいた金額をなるべく安い目にお答えしていますが、「あ~やっぱりそれぐらいはかかるか~」という感じの答えが返ってきます。

おそらくですが、お伝えした半額ほどを予想しているのかもしれません。

しかし、安価な金額で全部塗装されたものを見てきましたが、下処理もせずに材料費をケチってシンナー多めのシャバシャバで塗られていたり、外さないといけない部品は外さず、ホコリがどれだけ付着していようがおかまいなし、ひどいものは1年ほどで剥がれたりと、大変おそまつなものです。

それでもいいから安くやってくれと言われたことがありますが、当店の看板を落とすようなお仕事はできません。

 

 

購入から1年ほどで剥がれてきたそうです。

下処理をせずにお粗末な塗料と手法でお粗末に塗られていました。

ワイパーアーム、ドアミラーやハンドルまでもがボコボコの塗料でそのまま塗られています。

通常の塗装ができない下地なので、リムーバーで溶かして鉄板まで削って剥離します。

オーナー様は何件か回られたようですが、すべて断られた後に当店にお越しいただきました。

大変な時間と根気の作業になりますが、金額にもご納得いただきました。

外せるものは全て外します。プラスチック製のオーバーフェンダーやダクト、ミラー、ハンドルはリムーバーに溶かされるので交換です。

剥離した塗料のゴミの山です。バックドア一枚でこの量です。

エンジンルームその他にリムーバー液やカスが入らないように気をつけました。

不良塗料が全て削ぎ落とされました。

この見た目もなかなか似合っています。

これでクリアー塗装すればかっこいいと思いました。

丁寧にマスキングをしたあと、サーフェイサーというグレーの下地塗料で厚めに塗装します。

このサーフェイサーという塗料は言わばパテを塗料にしたようなもので、多少の段差などを埋めることができ、乾燥後にペーパーで平滑に研ぐことにより、上塗りの塗料が美しく乗り、しかも上塗り塗料がより密着するので塗装が長持ちします。

パネル類も全てサーフェイサーで包みます。

次に開口部や裏側をマットブラックで塗装していきます。

マットブラックの艶消し具合は、艶を消す材料の配合量によって変わります。

今回の艶消し具合はオーナー様のご希望どおり強めに艶を消しました。

小物も全て塗装していきます。

パネル類を車体に組み付け、サーフェイサーを平滑に研ぎ上げました。

外側を塗装する準備に入ります。

錆びて腐ったボルトは新しいものに交換しました。

傷つかないように丁寧に組み上げていきました。

当たり前の塗装で精悍なマットブラックに生まれ変わりました。オーナー様にも大変喜んでいただけました。

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